師走に増える交通事故、その背景と対策は?

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2025.12.03


こんにちは、名古屋市守山区にありますカラダサポート針灸接骨院の岩崎です。


12月は一年の締めくくり。仕事納めや忘年会、年末の買い物や帰省準備などで街も道路も慌ただしくなります。



そんな季節に交通事故が増えるのは偶然ではありません。



統計を見ても、12月は一年の中で事故件数が突出して多い月とされています。
では、なぜ師走に事故が増えるのでしょうか。


まず大きな要因は「交通量の増加」です。

年末は物流がピークを迎え、トラックや配送車が道路を行き交います。
加えて買い物客や帰省の車も増え、普段より混雑しやすい状況になります。
混雑は渋滞や焦りを生み、注意力の低下につながります。


次に「日照時間の短さ」です。
冬は16時を過ぎると急に暗くなり、歩行者や自転車の発見が遅れがちになります。
特に17〜19時の薄暗い時間帯は交通事故が集中する危険な時間帯です。

ライトの眩しさや視界不良が重なり、ヒヤリとする場面が増えます。


さらに「路面環境です」。
寒さが厳しくなると道路の凍結やブラックアイスバーンが発生します。
見た目では分かりにくい薄い氷が道路に張り、急ブレーキや急ハンドルで簡単にスリップ事故につながります。

橋やトンネル出口、日陰の道路は特に注意が必要です。


そして、忘れてはならないのが「飲酒の機会」。

忘年会やクリスマスなどイベントが多い12月は、飲酒運転のリスクが高まります。
少しの油断が大きな事故につながるため、代行や公共交通機関の利用を徹底することが欠かせません。


では、交通事故を防ぐために私たちができることは何でしょうか?
〇 車間距離は普段より広めに取り、急な停止に備える。
〇 薄暗くなる前にライトを点灯し、歩行者や自転車を早めに認識する。
〇 スピードを控え、急な操作を避ける。
〇 冬用タイヤやチェーンを準備し、路面状況に応じた運転を心がける。
〇 飲酒後は絶対に運転しない。


年末は「急ぐ気持ち」と「冬の環境」が重なり、交通事故が起きやすい条件が揃っています。

だからこそ、普段以上に慎重な運転が求められます。

安全運転を心がけ、事故なく新しい年を迎えたいものです。


もし交通事故に遭われた際には、名古屋市守山区 カラダサポート針灸接骨院までご相談ください。



名古屋市守山区 カラダサポート針灸接骨院 院長 岩崎一直

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